昔々、ヴィットーレ・カルパッチョというイタリアの画家がいました。
彼は薄切りの生牛肉にパルミジャーノをかけた料理が好きでした。
それからこの料理は彼の名前をとってカルパッチョと呼ばれました。
という説があるカルパッチョです。
本来は牛肉の料理なので、魚のカルパッチョは日本が発祥なようです。
という事ですが、
人の名前を料理の名前にするって、日本語にしたら
「山田を食べよう!」とか「田中おかわり!」
とか、なんか意味不明になりますよね。
さて、作っていきたいと思いますがカルパッチョってオシャレな名前のわりには
めちゃくちゃ簡単です!
【材料】
タコ:足2本ほど
ラディッシュ(二十日大根):2個
セロリ:適当
オリーブオイル:適当
レモン:適当
塩:適当
ブラックペッパー:適当
①まずタコを
イナズマ切り!
します!
イナズマ切りとは
右左右左と振動させてゆっくりと引きながら切っていく切り方です。
こうすることで表面がギザギザになって、ツルツルのタコにソースが絡みやすく
箸でも持ちやすい。
というメリットが生まれます。
これは刺身の切り方の一種で
ギザギザが大きいのはのはなみ切り
ギザギザが小さいのは小波切り
というらしいですが、私はそんな本格的ではないので自己流で
「イナズマ切り」や「デイン切り」と呼んで使ってます。
今回はザックリいきたいと思います。
まるでア・ラ・ポテトのようです。
足の先の方はブツ切りにしました。
②こうして切ったタコを並べていきます
③タコを並べたら次に薄く切ったラディッシュとセロリを適当に散らします
④オリーブオイル・レモン・塩をぐちゃぐちゃに交ぜたものをかけます。
ラディッシュがタコと似たような色彩で、セロリも薄くてあまり緑を主張しないので
セロリの葉っぱをちぎって散らしてみました
仕上げは
ブラックペッパー
ただ、今回はベトナム産の レッドペッパー
赤唐辛子ではなく、胡椒を完熟させたものらしいですね
これををお土産でもらったので仕上げにかけたいと思います。
コショウはブラック・ホワイト・グリーン・正確にはコショウではないピンク
などなど色々種類があるみたいで、また機会があったらお伝えします。
それでは完成です。
このレッドペッパー
ベトナム帰りの方が、「ベトナムの味がする」
と言うくらい、ベトナムの思い出を彷彿させる食材なようで
一気にカルパッチョがベトナム料理に見えてきました。
イタリアから生まれ、日本で改良され、最後にレッドペッパーがベトナムの風を運んでくる
三カ国友情の料理がここに誕生しました!
おしまい!
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