南米アルゼンチン南部の深海に生息する体長20センチ前後の、加熱する前から赤すぎるエビで、スーパーなんかでかなり安く売られています。
昔はボタンエビの代用品として使われていたようですが、エビのパッツンパッツン感が欲しい人にはイマイチ物足りなく、なんとなく大味の甘エビという感じで身はやわらかめです。
ただこの赤さ、アスタキサンチンというカロテノイドによるもので、老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあると言われているそうで、さらに高タンパク&質低脂肪で、獲れてすぐ船で零下20度以下に急速冷凍してから輸送されているので鮮度は良く刺身OK。コスパは高めです。
少し臭みが気になるという人もいますが、老化抑制は魅力的なので、このアルゼンチンアカエビの美味しく食べれる方法を考えたいと思います。
まずはヅケにしちゃえば手っ取り早いんじゃないかということで
醤油1:みりん1:酒1
の、たれにぶち込みます。
数十分でも大丈夫なようですが、せっかくなので一晩漬け込みました。
これはこれでねっとり美味しいですが、熱を加えたほうが僕的には好みなので蒸します。
こっちの方が好きかもと思いました。刺身でもいけるので、そんなに長く蒸さなくていい感じです。見た目判断でOKです。あまり蒸しすぎると縮んじゃいます。
ヅケと蒸したものです。
さて、この残った頭を使って何か出来ないかと考えたところ、以前、函館の市場の兄ちゃんが
「刺身を食べた後のエビを使ってインスタント袋麺のスープにしてるんだけど、これが美味い」
と言ってたので、やってみます。
今回はインスタント袋麺ではなく生麺にしてみます。ごく一般的な3食入りの普通のラーメンを使いたいと思います。20%OFFです
まずは、頭・尻尾・水を鍋に入れて煮ます。
ガシガシ潰して出汁をとって、このスープをお湯の代わりの使います。
あとは付属のスープとまぜるだけです。
見た目は赤く、味はしっかりエビラーメンになってます。
なにも具がなかったので、取り急ぎ近くにあったネギを入れて、ネギエビラーメンにしてみました。
ところが、ネギが辛くて味が強すぎで、せっかくのエビ味が消えてしまいました。なのでトッピングはこうゆうネギ以外の具をオススメします!
おしまい!
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