
「ジビエ」最近よく耳にするこの言葉ですが、「マタギ」とか「ケトバ」のような山言葉と思いきや、ジビエ(仏: gibier)ハンターが食材として捕獲した野生の鳥獣を指すフランス語なのです。
しかも中世ヨーロッパでは、ジビエ料理は自分の領地で野生動物を狩る、という上流階級の証明といったような貴族の料理とされてきましたので、健康志向系や意識高い系の人が食いつきそうな臭いがプンプンしてますよね!!
日本ではここ最近、農村地域等で深刻な被害をもたらす野生鳥獣の被害多く、そこで農水省が鳥獣害対策を行うのですが、年々野生鳥獣の捕獲数が増加する中で「これは地域資源として有効活用する事が出来ないか!?」と考え、ジビエブームが起こっているようです。そこでせっかくなので、なにかジビエに挑戦してみたいなと思ったところ、お手ごろなのがありました。
伊豆急グループ -Izukyu Group
\ジビエの販売が始まりました/
https://www.facebook.com/izukyugroup/posts/2597014530613420/
下田駅構内のお土産やさんで「鹿バーベキュー」「鹿ステーキ」「猪バーベキュー」「猪ステーキ」を販売していたので、シカかイノシシだと、イノシシの方が馴染みがないので、イノシシにしてみました。「猪バーベキュー」は元々味付けが施されているいるようで、「猪ステーキ」は別でソースをかけるようなので、今回はソースありとナシの二つが楽しめる猪ステーキにしてみました。
ジビエはとにかく血抜き命だそうで、血が残っているほど臭いは強くなるわけで、血抜きの技術に大きく影響されるといわれていますが、これはそのまま臭いをかいでも全然臭みがないですね。さすがお土産用。初心者にも入りやすいです。どうゆう処理をしてるのでしょうかねえ。
肉は全然くさくないのですが、付属のソースが箱をあけた瞬間から無茶苦茶ニンニク&タマネギの臭いがつよいです。これ、電車の中で開けたらやばいかもしれませんね。
そんなんなので、イノシシはとりあえず塩を振ってペーパーでくるみ、数時間したら焼く事にします。
ジビエはよく焼きが基本なので中まで熱をとおします。マッシュルームも一緒に焼いちゃいました。森っぽい気分です。
完成。雑に盛り付けてみるのもいいと思います。味はなんとなく柔らかいビーフジャーキーみたいな味です。ポークの元祖はビーフぽい味なのか?気持ち的には野山を駆け回った野生の味がする気がします。イノシシを食べたことがないので判断する基準がないのですが普通においしいと思います。さてもう一つは付属のニンニクの臭いが強烈なソースと一緒に絡めて焼きます。
ソース、あんなにニンニクくさかったので辛いのかと思ったら、なんか甘い。
このソースはいらなかったかも。
結果、ちゃんと処理されているイノシシは塩だけでおいしい!
ということが伊豆急グループさんによってわかりました。
ありがとうございます。
最後に、ジビエをグルメや珍味と考えて、生食したりするのは、感染症や肝炎、寄生虫のリスクがあり、大変危険でもあります。youtuberや、誰かが、生で食べている姿をみても絶対にマネをしないようにしましょう。
ジビエは中心までちゃんと火が通るようしっかり加熱して、調理器具の消毒など、取扱い十分注意が必要な「トリコ」でいう特殊調理食材です。昔から狩猟によって食料を得てきたヨーロッパではエボラ出血熱の流行とともに政府が音頭をとって、ジビエの危険性をキャンペーンしているそうです。
厚生労働省でジビエの安全に対してや
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000032628.html
農水省の「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000065509.pdf
が、書いていますのでこちらを見てください。
おしまい
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