福井駅前短編映画祭によばれた!
行こう!福井へ!!
しかし
東京→福井ってどうやって行くんだろう。
という所からのスタートなのですが、
どうやら東京から直接行くことができないようです!
なので行き方案を出します↓↓↓
①東京→米原まで 新幹線
米原→福井まで 特急しらさぎ
②東京→京都まで 新幹線
京都→福井まで サンダーバード
③東京→金沢まで 新幹線
金沢→福井まで 特急
④羽田→小松空港まで 飛行機
小松駅→福井まで 北陸本線
⑤羽田→小松空港まで 飛行機
小松駅→福井まで 従兄弟に車をかりる
という事で決まったのは
深夜バス!
安いし、直接行けるし、時間はかかっても
寝てる間についてしまうって良くない!?
ご覧ください。
何十年かぶりの深夜バス胸躍らせる長谷プロデューサーを
こうして深夜の高速道路をもくもくとバスがひた走り、我々はそれに揺られながらビールを持って語り合う楽しい旅。そしていつの間にか寝てしまい、気付いたら爽やかな朝の景色と共に福井!
というわけにはいかなかった。
わくわく気分でビールを開けたと同時に車内アナウンスが響きます。
「まもなく消灯です。車内での会話や携帯電話の通話はお控えください★ シートを倒す際は後方の席のお客様にご配慮ください★お休みの方がいますので、消灯後は光を発する機器のご使用はお控えください★ 」
音を出さないように無言でビールをすする二人と他の乗客を乗せたバスが、深夜の高速道路をひた走ります。そして数十分後
ぷ~~~
始まりました。
それも一度や二度ではありません。
ブリ!……ブっ……
……ぷ~~
おそらく後ろの席のオッサンです。確かに車内アナウンスでは放屁についてのマナーは言われてませんでした。
だからといって、せめてサウンドを控えてくれたらいいのではないかと思われます。もしかしたらそれは無臭かもしれない可能性もあるわけです。しかし音を聴いた以上、臭いを意識してしまうわけです。深夜バスに乗る際のオナラは、お互い聞かぬが仏状態にしておくのが、文明人の密室においての配慮ではないでしょうか。
ちなみに、人間は大体平均一日に合計0.5~1.5ℓ程の量のオナラを5回から20回に分割して放出するらしいので、深夜のこのバスの内部は人間の放屁でパンパンになっている、さながらガスタンク車という事になります。
地球全体で考えます。人類の始まりから今までの累積人口をすべて合わせれば、オゾン層の中身はすべてオナラといっても過言ではないのではないでしょうか。この星は水の惑星とか言われていますが、水は地球全体の0.7%くらいしかなく実はオナラの惑星だったのではないでしょうか!
といっているうちに気を失い、いつの間にか朝になり福井駅に到着しました。
毒ガスバスから降りると福井の酸素がより一層フレッシュに感じました。さて、会場に行くと津田寛治さんがいました。
津田さんとは以前撮影の現場でお会いしていたので久しぶりの再会となりました。
こうして映画祭が始まります
今回の我々の推しメンは「老ナルキソス」東海林毅監督です。
主演の田村泰二郎さんも会場にいらっしゃっていました。
これはサインをもらわないといけないですね。
この数ヵ月後、東海林監督は「偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選」という上映を池袋シネマ・ロサでやるのですが、その時にもう一人の主役「レオ」が舞台挨拶に来ていたで、その時にこれをもっていけばコンプリートだったのに。まさかレオ役が来るとは思わなくて、このプログラムを持っていなかったのが心残りです。
また、松本動監督「公衆電話」
この作品も2017年、2018年の映画祭で東海林監督と賞を取り合っている作品ですね。監督は会場には来ていなかったのですが、お父さん役の入江さんがいらっしゃっていました。
出演者が作品を盛り上げるために単独でも映画祭に参加する。なんてすばらしい心なのでしょう。役者は入江さんのように、アーティストとしてこうゆう心を大事にしてほしいです。役者としてどうのより、まず人として魅力があるかどうかです。ちなみに入江さん、この公衆電話のお父さん役でSSFF&ASIA JAPAN部門ベストアクター賞も受賞してます。
これが結果です。
さて映画祭というのは朝から夕方過ぎまでぶっ通しでやってることが多く、また休憩時間もわりと短いという所が多いので、大敵なのが空腹です。
なので、短い休み時間の間に何か探してお腹に詰め込みます。でないと静かになった時にお腹がなってしまうからです。
手軽に短い時間で空腹を満たしてくれるものを求め、外に出てみたら発見した物がありました。
「カレー焼」
今川焼本舗 。今川焼き屋さんで売ってる中身がカレーの今川焼きで、1個130円です。中身がお好み焼きとかは見たことありますが、この辺ではとても有名なものなようです。
さてお腹の虫をおとなしくさせて映画祭に戻ります。そしてここで初めて出会う作品を紹介します。
「声」串田 壮史 監督
この作品、「声」と言いながら声が一切出てこなく、全部心の声な作品なのですが。声にならない声を全部聞かせてる。そんな作品でファンになってしまいました。かなりハイレベルなCG等も使われているのですが、昨今のただやりたいだけの、ベーコンに油をかけて焼くようなCGではなく、素材に合わせ持ち味を活かし最小限の味付けだけを施したという、まさに短編映画の懐石料理を作り出した串田シェフの腕は相当なものです。
こうしてアワードに移るのですが
ベストアクター賞
「老ナルキソス」田村泰二郎さん!
素晴らしいです。こうでなくっちゃいけません。
福井テレビ賞
「声」串田壮史監督!
きました!これは来てほしかった作品です。ベストアクトレス賞はちょっとよくわかりませんでしたが、今後もがんばって下さいね!というどこか励み的な感じの意味だったのではないかと思われます。
さて、映画祭も終わり、打ち上げに行くまで我々の映画祭のもう一つの使命「地元にお金を少しでも置いていく」を実行する事にします。ホテルが近かったので楽なカッコに着替え、現金だけポケットにつめて出発します。
今回入ったのは、福井県で旨いものなら「味の王様」と親しまれて40年!King of taste
福井駅前「味の王様」
メニューは全120種を誇る駅前の居酒屋さんです。少し寒くなってきたので、まずおでんにしようかということですが
「おでん」で1メニューなのか、おでんの中の物、ちくわ・大根・ガンモ等それぞれ1メニューにカウントされるのかそこは謎です。それからちょっと変わった物があるので頼んでみました。
だだみのガーリックソテー
だだみってなに?
福井では白子のことをだだみと言うらしいです。タラの白子のガーリックソテーということです。
味の王様
TEL:0776-23-6831
住所:福井県福井市大手2-5-5 辻ビル1F
営業時間17:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日:日曜定休(月曜祝日の場合、日曜営業月曜休業)
しばらくここで過ごした後打ち上げの場所に行くと、もう二次会に行くということで
二次会会場。皆様とても元気で、ここから三次会まであったのですが
さすがに疲れました。ホテルに着いた時にはポケットに入れた現金もすべてどこかに置いてきていて、我々の映画祭のもう一つの使命「地元にお金を少しでも置いていく」も、文字通り達成していたようでした。
さて翌日は恐竜博物館に行くので
そちらは「ロケハン」のカテゴリでお伝えしたいと思います。
文:小原正至
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