小原です。今日は簡単なタコのさばき方や調理法をお伝えしたいと思います。
「タコをさばく」というのはタコの形状が形状だけに一見難しそうに見えますが、とりあえずそれなりに食べれる状態にする、という事に関しては、はっきりいって普通の魚より簡単かもしれません。
そうです。「難しそう」という概念が周りにはあることを利用して、実は簡単なタコさばきのスキルを覚えていると、タコパなんかで評価の上がる率が高いので覚えておくと超有利です。
この文を読み終わる頃にはきっとあらかた出来るようになります。
まず生タコを手に入れる所からですが、
●釣る
●買う
です。釣るのが絶対おもろいですが、買う方が断然楽です。通販でもありますし、近くに市場とかがあれば、安くて大きなタコを手に入れる事ができます。釣ったり市場で買ったりしたタコは、そのままジップロックに入れて冷凍庫にぶち込みましょう。タコは冷凍庫に入れておけば半年とかもつので必要な時に、冷凍したままタコパ会場などに持っていけます。
↑生きたまま冷凍庫に入れられてカチカチに凍ったタコ達です。
さて、凍ったタコは流水で解凍したあと、滑りをとるのですが、冷凍するとヌメりが取れやすいので塩をつかわなくて大丈夫です。塩を使うとしょっぱいタコになっちゃいます。
解凍できたら、ブリン!と頭の部分をひっくり返して内臓をとります。
大胆に雑にいっちゃって大丈夫です。つながってる所はブチっと手で切るか、包丁で切っていいです。
タコのさばき方で一番難しいのはここです。
このキモさを克服できたら、あと他はなんともありません。
こちらが中身すっからかんになったタコです。
また別の不気味な生物に見えます。
スッキリしたら目の上からスバっと頭の部分を分離して、次に目の下からもばっさり切って上下を分離しましょう。で、八本の足の真ん中にはクチバシがあるのでグリっととっちゃいましょう。

こんな感じのまさにクチバシっという感じのがブリっと取れます。珍味なので食べても良いです。で、それぞれ足を切り分けて解体作業完成です。
この時点でお刺身でいけちゃいます。
けどなんでも生で食べるのをありがたがる文化もイマイチな感じです。タコは茹でた方が味が凝縮されて、歯ごたえもスッキリする気がするんですよね。なので私はボイル派です。
ちょんちょんと足の先からお湯につけて少しづつカールさせる感じで茹でていきます。
茹でたら適当に切ってタコブツ完成ですし、たこ焼きにしてもいいです。
ちなみに足を三つ編みにして茹でたらこうなります。
では、その茹で汁を使って次にタコ飯をつくります。水の代わりに茹で汁を入れるだけです。一緒にタコブツも入れます。この時まだ茹でてない生の足や頭部分を一緒に入れてもいいですし、最初から水と生のままのタコを入れてもよいです。お固いこと言わずにその時の気分でやり方が変わっても美味しくできちゃいます。
で、炊飯器に普通に炊いて完成しちゃいます。少し固めに炊くと良いでしょう。タコ飯はタコを最も美味しく食べる方法の一つだとおもいます。パーティーの序盤に仕込んで、しこたま飲んだ後、最後にちょこっともって皆に出してみましょう。間違いなく英雄になれます。
残った煮汁でナスとか煮てもよいです。
以上、タコの美味しい食べ方でした。
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