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第二回大府ショートフィルムフェスティバル

こんにちは小原です。
愛知県大府市で開催される映画祭に「AYSHA」「GIRLS NIGHT OUT」の二本が呼ばれたので行ってきます。「GIRLS NIGHT OUT」の監督の泉原さんは今回も不参加です。この野郎!

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ということでコバPは一応どちらのPでもあるので、今回は「GIRLS NIGHT OUT」のPとしての参加になります。

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開催場所が名古屋なので、近くにいた長谷P志望の兄、私のオジもちょろっと参加です。

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この映画祭もわりとお馴染みの顔ぶれになってきました。
「唯一、すべて」の齋藤新監督夫妻

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相変わらず映画祭を満喫してらっしゃる様子が美しいです。今回の齋藤監督の作品、私は政治的な事とか難しい事はわからないのですが、ガンガン攻めてる作品だと思いました。この作品のように、作品で訴えるというのは恐れずどんどんやっていいのではないかと思うんですよね。きっと、自分の考えと違うからって低評価をするような人がいるかもしれませんが、そうゆう人はちょっと人生楽しめてない感じの人でしょうね。文句あんなら作品で返して来いwとだけ言っとけばOKでしょう。
ちなみに齊藤新監督、舞台上で口下手な私のかわりに色々しゃべってくれるので、どの映画祭にも一緒にいてほしい監督です。

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招待上映作品「映画の妖精 フィルとムー」秦俊子監督
秦監督はこのあと、コバPが主催する九条上映会に、この作品ともう一本もって参加してくださいました!くわしくは上映会カテゴリの「第五回九条上映会」で書かれています。

「ピンぼけシティライツ」東海林監督
この監督、独特のオーラを発生させているのか、なにか目立つんですよね。
東海林さんがこの数ヶ月後にシネマ・ロサで開催される「偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選」これはアフタートーク含めて非常にコクのある、どこか魔力的な物を感じる一週間の上映でした。行ってよかったです。行けなかった人は後悔してください。

また、この映画祭が一緒になったこともあり、数ヵ月後「オーロラ・グローリー」の永岡俊幸監督と仲良くなることができました。5人のうち中央のイケメンです。

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あとちょっと変り種ですがCGアニメで、「ぼくらの自由研究」MATSUMO監督 子供が夏休みの自由研究に巨大ロボットを作っちゃうといった話なのですが、子供たちの中に違和感あるキャラクターが。そう、フリーザ様そっくりのキャラが一人紛れてるんです。しかも声も似てる!我々は大興奮、上映中も、
「見た?フリーザ!フリーザがいた!!」
「フリーザまた出た!」
「フリーザまた出てこい!」
「エンドロール見た!?すごいよ!」
夏休みの映画だけに久々に童心に返りはしゃいでしまいました。

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打ち上げでは「あのまちの夫婦」監督の津田寛治さんとまたしても再会です。ここのところ映画祭でよく会います。最初は製作と俳優の関係での出会いでしたが、今回はお互い監督同士で同じ舞台上に立ってるというのはとても不思議な感じがしました。

さて、これから二次会ですが、長谷P志望の兄が、せっかく兄弟もそろったし、皆で飲みたいということで、我々の映画祭のもう一つの目的、「地元にお金を置いてくる」も実行出来そうなので二次会は参加せず、兄ちゃんと飲む事になりました。

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ここで作ってもらった、蛍烏賊のジェノベーゼは最高でした。

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しこたま飲んで、帰りは長谷P志望は兄の家に私とコバPはホテルに戻る事になりましたが、一つ、この映画祭に来て朝から気になっていた店があります。

「エーゲ海」

こちらをロケハンしようかと思いましたがコバPが

「酔った勢いで行ったら、明日コウカイすることになりますよ」

と、なんとも気の利いたセリフを言うので、本日の業務は終了。まっすぐ帰ることにしました。

翌朝。
ロビーでのコバPの姿をご覧下さい。

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早起きしてサングラスで新聞のコーヒー
ただのビジネスホテルがイタリアンな感じになってしまいます。この人、私より10個も年下ですが、なんでこんなに大人な感じなのでしょう。私も大人になったらこうゆう感じになりたいものです。
そして朝のエーゲ海

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昨日のコバPの言葉が思い出されます。出航しなくて本当に良かったです。そのエーゲ海の向かいになんとプーがいました。そんなプーさんにスタスタと近づき無言でこちらを向くコバP。これは写真を撮れ、という事でいいのでしょうか。

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ひとしきり写真を撮ったら、また無言でプーから去っていきました。何だったのでしょう。さて会場に付くと、「昨日はお騒がせしてすみません」とスタッフさんから言われましたが、一体何の事かポカーンです。よくわかりませんが、二次会でなにやら誰か監督が運営サイドと揉めたらしいです。
「私たちは二次会に行ってないので、わからないので大丈夫ですよ」とだけ伝えて、学生部門の作品を見ることにしました。

「なみぎわ」常間地裕監督はもう見ていたので、置いといてそれ以外で印象に残ったのは

「待つには遠すぎた初恋」四本研祥監督
外国人と日本人、両方の言葉がわかる人の三人のお話。表情や仕草など心理描写がめちゃリアルで丁寧。実に繊細で共感をよぶ作品だと思います。すばらしい作品です。

「パンクロックベイビー」吉田麻希監督
題名がめちゃ嫌いでした。映画祭じゃなかったらタイトルで絶対見ない作品です。でも実際、パンクもロックもベイビーもあんまし関係なくて先入観で拒否したら後悔する作品です。普通におもしろいです!リズムもいいし、描写もいいし。やりたい事めっちゃやってる!中でのめっちゃ才能むき出しです。わりと長い作品だったと思ったのですが、そんな事感じさせないまだまだ続きをきていたくなる作品です。

なみぎわ以外ではこの二つの作品がとても印象的でした。

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吉田麻希監督と長谷P志望

そしてこの映画祭から数ヵ月後、「オーロラ・グローリー」の永岡俊幸監督を先頭に

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「待つには遠すぎた初恋」四本研祥監督
「なみぎわ」常間地裕監督
他数名で上映会を開催するという事が起こります。映画と人のつながり。とてもすばらしいですね。

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いきなり隣に座って来た子。一緒に映画見て、拍手して、お菓子食べて、しばらくしたら、いびきかいて寝ちゃった。かわいいね。寝てる間にお母さんに渡して先に帰ってごめんなさい。

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名古屋には、昔、僕に動画の編集やアニメの作り方を教えてくれた当事学生だった子がいます。アニメーターとして活動していたのですが結婚して名古屋にいっちゃって、12~13年ぶりのかなり久しぶりの再開で、またちょっと教えてもらっちゃいました。

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帰りは急いできしめんです!
第二回大府ショートフィルムフェスティバルでした。

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おしまい!

文:小原正至

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ベルジネ

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