こんにちは小原です。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017
2017年7/15-7/23
THE ANCESTOR組として参加することになりました。
関東で開催される大規模な映画祭の一つだけあってとっても賑わっています。
プロデューサー志望の長谷真行君です。彼は今回「THE ANCESTOR」のプロデュースをやったという事にして、とりあえず名前を出して実績を作るという事にしました。これをきっかけにプロデューサーとして頑張ってもらえればと思います。彼の大好きなカニクリームコロッケがあって、妙にテンションが上がっております。実に単純な男です。ここから一週間SKIPシティをはじめ、彩の国さいたま芸術劇場、こうのすシネマ等で色々なプログラムが上映される事になります。
我々は 7/16 彩の国さいたま芸術劇場で、アニメーション と 短編③ を鑑賞することになりました。
アニメーション部門では、後に「マイリトルゴート」で世界を席巻し「PUI PUI モルカー」の大ヒットを飛ばす事になる、見里朝希監督の前作品「Candy.zip」に触れる事になるのです。この時点で、明らかに他のアニメ作品と全ての項目において一歩上回っている感じですね。
また、土屋哲彦監督の「追憶ダンス」おもろいですねえ。短編③の最初の作品がこれとは、続く作品に対してハードル上げてきます。そして、この映画祭の翌年亡くなられてしまう名優、津川雅彦さん主演の「サイレン」三宅伸行監督作品も上映されました。
こうして、他にも様々な作品が上映される一週間はあっという間に終わり、最終日、クロージングセレモニーです。
会場に向かう途中でスーツのオシリの所が破けたので、急遽どこかにスーツを買える所がないかと探し、目の前に「AOKI 川口駅東口店」
OPENが10時からだったのですが、
「すみません…オシリが破けてしまいました…」
と言うと、不憫に思った店員さんがOPEN前に開けてくれました。
しかし裾だけは、その場ですぐというわけにはいかないので、
とりあえずクリップで止めることになりました
今日一日はこのクリップと共に過ごす事になるのですが、オシリが破けてるよりはよっぽど良いでしょう。そんな小さなトラブルもありつつ、短編コンペティション部門で最優秀作品賞に輝いたのは、
浅沼直也監督「冬が燃えたら」
数々の映画祭で話題になっている作品です!発表された瞬間、歓声が上がりました。
アニメーション部門では我々の「THE ANCESTOR」はいいとして見里監督の「Candy.zip」が何も引っかからなかったのは実に不思議な現象です。見る目ないな。
そして楽しみなクロージングパーティーですが
この冷製パスタが無茶苦茶美味しいのです!
これを取りに3往復くらいしました。なので翌年、またこのパスタが食べたい一心で作品を作って応募したのに
「長編作った事のある人はダメです」
と言われて撃沈しました。
facebookのパネルを持って記念撮影
最優秀作品賞 アーリル・アンドレーセン監督「愛せない息子」チームと、ブーイングの嵐の「THE ANCESTOR」チームと、なぜか一緒に写真を撮られました。
長編部門監督賞「中国のゴッホ」の監督、ハイボー・ユウさん
娘さんの、キキ・ティエンチー・ユウさんと共同監督だそうです。
ハイボー・ユウさんの作品は、ゴッホの複製画を描くことに人生を捧げる中国人の男を追ったドキュメンタリー作品で、中国・深圳市近郊にある「大芬(ダーフェン)油画村」では、ゴッホをはじめとする有名画家のレプリカ制作が産業として確立していて、その中で生きるひとりの画家が、
「まだ本物のゴッホの絵を見たことないから見たい!」
という事で、アムステルダムを訪れるまでを描いた感動のドキュメンタリー。
という作品です。中国ではタバコを送るのが友好の印という事で、何本も頂いてしまいました。
せっかく映画祭で来たという事なので、やはり地元に貢献しなければなりませんので、とりあえず打ち上げまで「たぬき」川口店で過ごします。
最後に、
川口駅には微妙に巨大な大きさのライオンの像があります。
このくらいの大きさのモンスターがあばれるのが一番怖い気がします。
文:小原正至
スポンサーサイト
コメント