こんにちは、小原です。
今日は小原家に伝わる昔話をご紹介したいと思います。
昔々あるところに
小原家という、とても勤勉で誠実な一家がありました。
しかし小原家は町の外れにあるので、買い物一つ行くにも結構な距離があり、体力も時間も使うので大変でした。
そんなある時、小原家の前の道路をバスが走る事になりました。
「ああ、これは便利だ!」
小原一族は喜びました。
ただバス停までの距離が100メートルほどもあり、バス停に向かうまでの距離が実に中途半端で微妙な距離だと思いました。
そこで小原家きってのしっかり者、中途半端が大嫌いで勤勉な小原菊之丞は考えました。
「毎日10㎝づつバス停を家のほうに移動させてみてはどうだろうか?」
こうして菊之丞は来る日も来る日も、雨の日も風の日も、毎日毎日バス停を10㎝づつ移動させ、
数年後
ついに小原家の前にバス停が出来たのでした。
このバス停は今でも小原家の前にあり、皆に愛されています。
おしまい!
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