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第11回小田原映画祭

第11回小田原映画祭
2017年9月24日
小田原に遊びに行く大義名分が出来た!

こんにちは小原です。またしてもブーイングが予想される「THE ANCESTOR」組がプチ旅行気分で小田原に向かいます。小田原に着いたらまずしなければならない事があります。

イゴウのオヤジに連絡する事です。

小田原1 
イゴウのオヤジとは、我々がロケハンでこちらの方に来た時に、夕飯を食べに入った居酒屋で仲良くなっただけの、ただのおじちゃんです。

小田原2 
「日本酒はコップで飲んだら酔わないんだ!さあ飲め!」

といった科学的に非常に難解を極める理論を我々に提示し、大胆かつ哲学的に酒をすすめてくるという非常に知性に溢れた方です。そんなオヤジに連絡した所、

「今日はだめだ!っていうか来てから言うな!来る前に連絡しろよ!」

という、実に合理的な返事をしてきた事には、いささか驚かされました。ですので残念ながらオヤジ不在のまま、映画祭の使命である「地元にお金を少しでも置いていく」を実行する事になりました。

小田原3 
この辺に来たからにはキンメダイでしょう!という事で、煮付けを頼みました。キンメダイはの旬の季節は12~2月と5~6月と、一年に2度も旬がやってくるのですが今日は9月24日!
一年に2回もある旬を、完膚無き迄に外していただきました!

パサパサ!!

お店の方も、「ああバカな観光客が来たな」と思った事でしょう。

だが!それでいい!

さて映画祭ですが、

小田原4 

小田原5 

作品では米谷志緒監督「コロッケとヘソクリ」こちら全てが温かく素敵でした。

北海道の住宅街
母の手作りコロッケ
東京に行きたい一人娘
その気持ちを知った父

実にハートフル!
人間を感じる!
家族を感じる!
それがいい!

そしてこの作品、グランプリに輝きました!

ついでの「THE ANCESTOR」組はといいますと舞台挨拶で、司会の方の

「この作品を作っている時に何を考えていましたか?」

というウルトラ漠然とした質問に対して、製作期間に2年ほどかかっていますし、ベースが出来たのは8年前だし、考える事など色々変わりますし、一体何を言ったら良いのか?何時の時の考えを言えば良いのか!?とパニックになり10秒ほど停止してしまい、

司会の方が「すみません…」

と言って先に進められたのを覚えています。

もちろん作品自体は、たくさんの批判を頂きました!!

だが!それでいい!




文:小原正至

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