こんにちは小原です。
「焼肉きたむら」「うどん・そば処双美」に続き、石川県小松市のグルメロケハン第3弾の始まりです。
小松の名物といえば芭蕉も愛した「小松うどん!」というのはあたり前田のクラッカー。
こちらは小松のファッション処 「ふくもと」 に売っていたあたり前田のクラッカーです。
こちらのブティックでは、衣装で揃えないといけないようなステレオタイプのじいちゃん&ばあちゃんファッションが普通に販売されており、海外では入手困難なジャパニーズカントリースタイルアイテムが揃っています。
手前の農作業帽子などは映画「真珠の耳飾りの少女」のスカーレット・ヨハンソンが着用していたような中世のヨーロッパの帽子のようだと海外の女子から注目されています。この「ふくもと」についてはまた別で詳しく書きたいと思います。
さて、話をうどんにもどしますが
名物小松うどんの後ろからぐいぐい勢力を伸ばしているメニューがあります。それは今、小松で最も勢いのある
石川県小松名物塩焼きそば!
元々は60年前に中華飯店「清ちゃん」が生み出したメニューで、その清ちゃんを筆頭に、兄弟関係にあたる勝っちゃん、そこから個性豊かな六つの系統に別れて展開するという、「大魔王」「魔軍司令」「六大軍団長」といった、まるでドラクエの漫画-ダイの大冒険-みたいな組織図で小松を楽しましてくれているのです。
さて、今回はその中での塩焼きそばの生みの親、元祖、大魔王「清ちゃん」からいってみたいとおもいます。
昔々、清ちゃんは、新しいメニューを求めて日本全土旅してまわっておりました。そのうち日本だけでは飽き足らず、中国各地も巡り、こうしてついにチャーメンという料理に出会うのでした。清ちゃんは「これの作り方を教えてほしい」とお願いし、修行をさせてもらい、さらにそこから独自の改良に改良を重ねついに究極のメニューを完成させたのでした。
それがこちらです。
ご覧ください。
いかがでしょうか。
他県からこの味を求めて来店するというのもうなずけるビジュアルです。むちむちの麺とシャキシャキの野菜たちがShall we ダンスしております。一つ一つの個性ある食材が見事なチームワークで演出されて美しい、まさに塩焼きそばの星陵高校野球部です。
ちなみに清ちゃん、屋台で餃子と焼き鳥を炭火で焼いて売っていたという実績の持ち主。
この餃子が実に美味しい。
何にも媚びない、何にも屈しない、まさに一匹ウルフ。伝統の一品。微妙に癖になる一味が入っているのですがこれは何なんでしょう。誰か教えてください。
次にチャンポン(五目あんかけそば)です。「大」を頼んだのですが器からしてでかい!直径26-27cmくらいあるどんぶりです。これはなかなか一人で食べるには食べ応えがあります。
最後は、炸裡脊(豚もも肉の天ぷら)
さっぱりしたテイストでこんだけ食べたのにまだいける魔力をもっている作品です
といったところで、今回は元祖石川県小松名物塩焼きそばでしたが、
清ちゃんを先頭に他にも店主の個性が輝く7種類の塩焼きそばが存在しますので
食べ比べをしてみるのはいかがでしょうか!
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