こぶりのアワビが3個で500円
高いのか安いのかわかりませんが、何かやってみたい。
というところで買ってみました。
お刺身でもいけるのですが、小さい物をチビチビ食べてもイマイチなので
アワビの持ってる可能性を最大限引き出して広く大きく楽しむためにはどうしたらいいか考えたところ
炊き込みご飯にする事にしました。
【材料】
アワビ
米:二合
醤油:大さじ1
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
(アワビに漬ける用)
(肝醤油用)
まずスプーン等をアワビの身と貝殻の間にグリっと入れて貝柱を切り、貝殻と身に分けます。
口の部分は食べれないので、下の写真の点線の所をカットします。
写真はカット後です。口部分は見たらすぐわかると思います。
アワビはミミガイという種類の貝らしく、その名の通り貝殻の形が人の耳に似ている殻だからだそうです。
だったら漢字は「魚へんに耳」でいいような気がしますが、アワビの代表的な漢字は「鮑」です。
がっちり殻に包まれてる姿は、見た目的にもしっくり来るといえばきますね。
これが鮑の貝殻の裏です。
貝の裏って綺麗ですよね。ちなみにアワビも真珠を作るようです。
外套膜という貝殻を作ったり、呼吸をしたり、エサを取り込むために必要な海水の量のバランスを調整する所と貝殻の間に異物が入ると貝がせっせと真珠を作っていくそうです。
また
ミミガイは泳ぐ時に、この外套膜を広げて泳ぐという珍しい特徴を持った貝です。
え!?
アワビって泳ぐの!?
アワビが泳ぐかどうかは、色々意見が分かれてるようですが、、
お腹の部分のガードがら空きで、UFOのように水中を泳いでいたら危険極まりないので、殻に守られゆっくり歩いていたほうが安全だと思います。なので
私は泳がない方に一票。
さて、塩で洗ってヌメりをとります
ヌメりが取れたら、サクサク切っていきましょう。
けっこう硬いですね。
なんかならべてみると気持ち悪いですね。。
せっかくなので綺麗にならべてみましょう
綺麗に並べる事でキモくなるという。。
なんか平たく長い生物を切ったみたいになって、かなりキモいのでやらないほうがいいです。
数が多いと不快指数がぐっと上がるようです。
さて、気を取り直して、
ところで、このアワビ割と小さいのだけど
アワビの子供
or
トコブシ
どっち?
簡単に見分ける方法の一つで、貝殻にある穴(呼水口)の数で分かるようです。
という事らしいです。
それではもう一度写真を見ましょう。
古い穴は塞がっていくのでリアルに穴が空いているのは4個か5個?
ということはアワビでいいかもですね。
味は…食べ比べて違いがわかる人は、かなりの達人ということのようで、ほぼわからないようです。
ちなみにアワビの方が硬くてトコブシは柔らかいようで、それならば柔らかくて小さいトコブシの方が、硬くてデカいアワビより日本人的にはありがたがられそうなのに、アワビの価値の付き方はイマイチ不思議なものです。
さて次に肝ですが
このような形で、点線のところから切りましょう。なぜなら砂が入っているからだそうです。
ちなみにアワビの真珠はこの肝のような牙爪型になるようです。
さて
切ったアワビは醤油1:酒1:みりん1の中に入れておき
肝は醤油1:酒1に入れ肝醤油にします
それらを炊飯器にぶち込み、スイッチを入れるだけです。
↓↓↓左が炊飯前 右が炊飯後 です
お茶碗にもって
はい完成です
貝の旨みがたっぷり広がった炊き込みご飯
意外と簡単に安く出来ました!
おしまい!
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